相続開始から手続き完了までの流れは以下の通りです。

①遺言書の調査
②相続人調査
③相続財産の調査
④相続放棄の判断
⑤遺産分割協議書の作成
⑥相続税の申告

遺言書には、どの相続財産を誰に相続させるかが記されています。まずは、被相続人の意向を確認するために、遺言書を確認しましょう。

次に、法定相続人は誰か、何が相続財産に含まれるかすべて調査し、後の遺産分割協議に備えましょう。なお、法定相続人に対しては相続が開始したことを必ず知らせます。
法定相続人は相続するか、あるいは相続放棄または限定承認をするか否かを決定する必要があります。相続財産の中には借金などの消極財産が含まれている場合があり、金銭や不動産などの積極財産よりも消極財産が多い場合には、相続放棄をすることができます。これを判断するにあたって、相続財産の調査はとても大事なものになります。

その後、法定相続人間で財産の分配をする遺産分割協議を行います。誰に財産を分配するか客観的に示すためにも、遺産分割協議書の作成をする方がよいでしょう。
最後に、相続には相続税がかかるため、申告漏れの無いように届け出ましょう。

みどりの司法書士事務所は、茨城県つくば市を中心に、相続手続き全般、不動産登記、会社法人登記、債務整理、離婚・財産分与などさまざまなご相談承っております。お困りの際には、ぜひご相談ください、お待ちしております。