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生前対策とは

相続

自己の死後における法律関係や周囲の人々への影響を考えて、生前のうちから様々な制度を用いて対策することを生前対策といいます。生前対策には主に以下のような種類があります。

・成年後見制度
・家族信託
・生前贈与
・遺言

成年後見制度とは、判断能力の低下により、財産管理や法律行為が難しくなった方を保護するために、後見人が代わりに当該行為をする制度のことをいいます。
一方で家族信託も同様に、判断能力が低下した人を保護する制度ですが、主に財産管理について第三者ではなく家族が行う点で違いがあります。家族信託は、財産管理をしてほしい人に管理をしてもらうことができ、財産を希望通りに受け継いでもらうことができます。これにより、相続でのトラブル防止につながる場合もあります。

また、生前贈与を行うことで相続税の節税をすることもできます。

そして、遺言は相続の際に、被相続人の意思を反映させる重要な行為です。自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類があります。

自筆証書遺言は、比較的容易に作成できますが、改ざん防止のためその保管管理に注意が必要です。公正証書遺言と秘密証書遺言は、公証人の介入が必要なため費用はかかりますが、正確に作成することができ、保管も安心です。

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